5. 標準工数カレンダーの作成

1日の標準的な1人あたりの工数を8時間とした場合、平日は8時間、土日は0時間という繰り返しにより、標準工数のカレンダーが出来る。ただし、これは未来の2年くらいまで必要な範囲を、担当者にエクセルで作成してもらう。会社の休業日、年末年始等、例外的な日もあるので、それらをふまえた正確な標準工数カレンダーを作成してもらう。

この標準工数カレンダーのエクセルファイルを、いったん、ACCESSのシステムにワークテーブルとして取り込んで、そこから、SQL SERVER上のテーブルにアップロードする。これは日次作業として行う業務であるが、データそのものは大きく変わることはない。

この標準工数カレンダーは、作業員一人が一日に持ちうる工数ということになるので、設計図の完成予定日を計算する際に、必ず必要になるデータである。

場合によっては、作業員の一日の工数を8時間以上にしなければならない様なケースも発生してくる可能性があるが、そういう場合には、個別の工数調整を可能にして、システムの自動計算から除外するかたちで予定に組み込むような仕組みを別途構築する。